ワインのためのぶどう畑【19】
前回の続き。
8月末、収穫→選果→全部で320kg余のぶどうを醸造所へ搬入。
今年醸造を委託したのは、「ラ・グランドコリーヌ・ジャポン」栽培醸造家の大岡弘武さん。
フランスにおける日本人の個人ワイナリーのパイオニアで、20年のフランスでのワイン造りのキャリアと共に日本に移住、
2016年から岡山でヴァン・ナチュール(自然派ワイン)の葡萄栽培とワイン醸造を始められた方です。
その世界では相当すごい人なのですが、ここでは割愛させて頂きます
そんなすごい方が海を隔てたお向かいの県に居てくださるなんて、素晴らしいご縁に感謝ですね!
昔からファンも多く、大岡さんのワインは入手困難のようです。
ボスの畑はこれまで2回(2本)別の場所への委託醸造でワインを造っています。3年目の今年は大岡さんの計らいでボスが醸造過程を直に体験して学ぶことになりました。未来に出来るワイナリーのために。
私は物見遊山今回は2種類の醸造方法で造ることになりました。実をプレス機で絞ってから醸すもの。朝摘んだ葡萄を持ち込んで、その場で急いで選果して、綺麗にしたこだわりの実はタンクに入れて保管します。
それらの作業の合間に、なんと大岡さんの今は入手できない貴重なワインをテイスティングさせて頂きました
運転のあるボスは香りだけ。ありがとうございましたー2021.8.29
レポーター 安井葉子